NISSAN / PAO Vol.17

バンパーのガリキズを補修する【カラー塗装篇】

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今回は「バンパー補修」の後篇。【カラー塗装篇】をお送りいたします。
前回の【パテ埋め篇】をまだご覧いただいていない方は、先に「バンパーのガリキズを補修する【パテ埋め篇】」をご覧いただければと思います。

パオのフロントバンパーについた深めのガリキズ。

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前回、パテ埋め&研磨まで行いました。

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これからいよいよ塗装工程に入っていきますが、まずは再び『バンパープライマー』をスプレーします。前回も『バンパーパテ』でキズを埋める前に『バンパープライマー』を使いました。
バンパープライマー』はパテや塗料の密着を高めるために必須アイテムなので、次のプラサフ塗装の前にも必要となります。キズより少し広めの範囲でスプレーをして、

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乾燥後、下塗り剤塗料の『ボデーペン プラサフ』でプラサフ塗装をおこなっていきます。

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プラサフ塗装は前々回の「サビついたガラスハッチ部分の金具を塗装する」でも登場しましたよね!
プラサフ塗装を行う前にキズの箇所以外のボディ部分も『幅広マスキングシート』と『マスキングテープ』でしっかりマスキングをおこなってから、缶をよく振り、キズより少し広めにスプレー。

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下塗り剤の塗料である『ボデーペン プラサフ』をこのようにして、カラー塗装前に使うことでカラー塗料との密着性が高まります。

1度塗りがおわりました。

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1度塗りの後、10分ほど乾かして、2回目のスプレーをしていきます。

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次にまた10分ほど乾燥させたら3回目のスプレー。

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プラサフ塗装は3回以上スプレーするのですが、今回は3度塗りでじゅうぶんに隠れました。
プラサフ塗装も厚塗りは禁物。薄く重ね塗りすることが失敗を防ぐコツです!

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んん…もしやこれは、前回の【パテ埋め篇】で、パテの量が少なくて少々失敗した予感がします…うっすら凹みが見られます…
慎重にダストが付かないようにマスキングを剥がしていくと。
やっぱり…ちょっと凹みが残っています…ショック…

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本来なら、再度バンパーパテを盛りなおして、凹みや段差がわからなくなるようにしたいところですが、時間的に厳しい部分もありまして、今回はこのまま進めることにしました。

プラサフの表面が乾燥したら、『耐水サンドペーパーセット M』の「1000番」を『サンドペーパー用研磨パッド』に巻き付けて、塗装面が平滑になるよう研磨していきます。

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手で触って確認し、表面がツルツルの状態になればOKです。

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更に、塗装面周囲の変色・劣化した古い塗膜を磨き落とし、カラーペイントのノリを向上させるため、『コンパウンド専用スポンジ』に『コンパウンド細目』をつけて、塗装部分を広めにコンパウンドで磨いておきます。

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準備が整いましたら、いよいよカラー塗装です。
まずは『ボデーペン ボカシ剤』を使います。

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ボデーペン ボカシ剤』はその名の通り、ボカす役割があります。
ぼかすために使うものと聞くと、カラーペイントをスプレーした後にスプレーするようなイメージがありますが、実は『ボデーペン ボカシ剤』はカラーペイントの前に使うことでも効果を発揮するんです。

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こうして、広い範囲に『ボデーペン ボカシ剤』をスプレーしておくことで、カラーペイントをした時に生じる、白っぽいザラザラを効果的に抑えることができますので、工程で忘れないように!

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いよいよ、カラーペイントの登場です。パオのカラー「アクアグレー 2S」のカラーナンバーは「FJ0」。『ボデーペン』の定番カラーにはありませんが、特注色での対応は可能です。というわけで、『ボデーペンオーダーショップ』で用意しました。

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まずは塗料をじゅうぶん混ぜるため、カシャカシャ音を立てながらよく振ります。

ちなみに、カラー塗装の作業は、私自身は実はあまり得意なほうではなく…。スプレーのコツを先輩に指導してもらいながらスプレー。
カラーペイントもやっぱり薄めに厚塗りはしないのがお約束です。

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「わ、ちょっと外れた!!」なんて場面もありながらなんとかスプレーして

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1度塗りを終えるとこんな感じに。まだ薄くプラサフの色が見えています。

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2度塗り。

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3度塗り。

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3度塗りともなるとすっかりプラサフの色は隠れて、周辺とも馴染んでどこがキズかはわかりにくくなりました。

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カラー塗装後、再度『ボデーペン ボカシ剤』で、塗装のザラザラした箇所に満遍なくスプレーして終了。
やはり、パテの仕上げが不十分であったため、カラー塗装をしても少し凹みは残っていますが、ここまで目立たなくなれば私としては満足のいくレベルです。

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最後にマスキングをはずして今回の「バンパー補修」はこれにて完了です!

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元々のバンパーのガリキズが…

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ここまで自分で補修することができました!

縁石にぶつけた、壁にこすったなどでバンパーにキズができたという時は自分で直してみるのもひとつです。
少し時間と手間は必要ですが、余暇などにでもこちらの「バンパーのガリキズを補修する」【パテ埋め篇】と【カラー塗装篇】を参考にしながら、ぜひチャレンジしてみていただきたいと思います!