「NISSAN-PAO(日産:パオ)」の車内の内装を補修する
こんにちは。前回の「ステッカーはがし」から内装のちょっとした補修やお手入れをテーマにお届けしておりますが、今回は「車内の未塗装樹脂の白ボケ」と「プラスチック部分の汚れ落とし」です。
タスクは主に2つ。
●ダッシュボードなどの未塗装樹脂の艶出し
●シフトノブなどのプラスチック部分の汚れ落とし
となります。
まずは未塗装樹脂の艶出しからはじめていきます。
使うアイテムはこちら。『ルームピア コンパッタ 未塗装樹脂用ツヤ出し』
これのどこが?艶出し剤?と思う方もいらっしゃるでしょう。実は、コンパクト型というとても珍しいタイプのアイテム。
蓋を回して開けると・・・中からスポンジがビョーンと出てくるんです。
このスポンジの中に艶出し剤が含まれていまして、「蓋を外してサッと塗る」という簡単な動作で、手軽にダッシュボードなどの車内の未塗装樹脂パーツのツヤ出しと、おまけにキック跡などのキズ隠しができます。
いちいち液をスポンジに付ける手間も省けますし、なにより、車内で液をこぼす、垂れる心配がなく、手も汚れないところも嬉しいポイントです。
塗る前の状態がこちら。
そして、塗った後の状態がこちら。劇的にビフォーアフターした!!とまではいきませんが『ルームピア コンパッタ 未塗装樹脂用ツヤ出し』は元々、車内の未塗装樹脂に使っても運転時の妨げにならないようピカピカにならず、ほど良い自然な艶を与えてくれるアイテムなので、ごくごく自然な艶が出たと思います。
車内の未塗装樹脂パーツは他にもあります。
実は納車後、未塗装樹脂の白ボケで一番気になっていたのは、ダッシュボードではなくここなんです。シフトノブの下の未塗装樹脂。
これ・・・もうすでに真っ白といってもいいくらいです。さすがに30年も経つとここまで白化してしまうんですね。
未塗装樹脂の白ボケ、白化の大きな原因は素材が太陽光による紫外線や熱に弱いことにあります。 特に長い期間、屋外駐車していた車は紫外線と気温の上昇による熱の影響を受けて、劣化が進みやすいのです。
ここにも、ダメもとで『ルームピア コンパッタ 未塗装樹脂用ツヤ出し』を塗ってみることにしました。
さすがにここまで劣化、白化が進んでいるとだめかな・・・と思いましたが、ふた塗りほどすると・・・
バッチリ色が変わって、塗った部分は黒くなりました。これならいけるかも。
さすがに真っ黒とまではいきませんが、元の状態がこれだったので、
見比べてみると確実に艶がよみがえりました!車内で一番気になっていた場所だったので嬉しい!
遠目で見てもいい感じです!
次に、エアコンの調整レバーのプラスチック部分の汚れ。手に触れる部分ですし、ここも目立ちます。
プラスチック部分のお手入れには『プラスチッククリーナー』を使っていきます。
『プラスチッククリーナー』は硬質プラスチック素材のツヤ出しができて、研磨材も入っているので小キズ取りにも使えます。
きれいなタオルに『プラスチッククリーナー』を少量つけて、
あとは汚れている場所をこすっていきます。
2、3分経ったら最後に乾拭きして仕上げれば完了です。
サイドブレーキもやはり手アカ付いた状態でしたが・・・
『プラスチッククリーナー』をつけてこすると・・・
元々、変色しているのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、黒くこびりついていた手アカのような汚れはキレイになりました!
ステッカーをはがし、未塗装樹脂の艶出しをして、プラスチックの手アカ汚れを落としてスッキリキレイになった車内。
特に「黒い部分」と「白い部分」の汚れが落ちてよりハッキリしたことで、コントラストが効いて車内がもっとキレイに見えるように感じます。
特に『プラスチッククリーナー』は硬いプラスチックでしたら万能に使うことができますので、1本持っておいても便利だと思います!
「車内の拭き掃除・マット洗浄」「レザーシートのクリーニング&コーティング」「車内の古いステッカーをキレイにはがす」と、ここまで車内クリーニングと内装の簡単な補修方法、お手入れをお届けしましたが、次回からはいよいよボディなどの補修、メンテナンスをお届けいたします。
次回もどうぞお楽しみに!
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