Vol.25

エンジンとトランスミッションを合体させる

公開日 2024.02.12

皆さんこんにちは、前回はボディのカラー塗装を行い、「ハイテックツートン」の美しさが戻った「トヨタ AE86(ハチロク)」。
同時進行しているエンジン回りについても仕上げていき、それぞれキレイになった車体にエンジンを再び搭載し、「再生」へと一気に進んでいきたいと思います。

まず初めに、外したパーツの中で、未塗装樹脂パーツを『99工房モドシ隊 ゴム&未塗装樹脂光沢復活剤』を中心にキレイにクリーニングしました。

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細かなパーツも含めると多数ありましたが、この未塗装樹脂をきっちりと黒く仕上げておくことだけでも、美観が大きく変わってきます。

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これらのパーツの車体への取り付けは少し先なので、ホコリや汚れが付かないようにしておきました。

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ではここからはエンジン搭載に向けた作業です。
今回はトランスミッションとエンジンとを再度つなげていきたいと思います。
まずはセルモーター(の遮熱板)に蓄積した汚れをキレイにしておきます。

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トランスミッションにミッションメンバーを取り付け

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レリーズフォークと

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レリーズベアリングを取り付けてトランスミッション側は準備OKです。

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続いてエンジンスタンドについているエンジンをクレーンで吊るし

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エンジンスタンドからエンジンを外します。

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エンジンスタンドから外れました。

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数か月間エンジンを支え続けてくれたエンジンスタンドはこれにてお役御免。お疲れ様でした。

クレーンにつり下がったエンジンをハンドリフターに乗せます。

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フライホイールバックプレート取り付け

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フライホイールを取り付けていきます。

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ロック剤を塗り込んだフライホイールボルトを組み込み

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クランクシャフトが回らないようにしてフライホイールのボルトをしっかりと締め付けていきます。

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フライホイールの取り付けが終わりましたら、クラッチを取り付けるのですが、前回トランスミッションを分離したときにクラッチが擦り減っていましたので、このタイミングで新品に交換します。

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右が新品です。こう見るとだいぶ違いが判ります。運転したときはクラッチのひっかかりなどはあまり気にならなかったのですが、新品に交換したらどんな感じになるんでしょうか。楽しみです。

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クラッチカバーに新しいクラッチをセットし、

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フライホイールに取り付けます。

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エンジン側の準備が整いましたので

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いよいよエンジンとトランスミッションを合体させていきます。

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セットできたらボルトで仮止めし

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エンジンとしっかりと固定していきます。

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エンジンとトランスミッションが合体できましたので、セルモーターを取り付けて

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最後にエキマニから触媒までのマフラーを取り付けますが、ここもメンテナンスすることとしました。
前にこの状態だったのですが

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事前にマフラーの遮熱カバーをいったん外し、遮熱カバー表面をサンドブラストでサビを研磨しキレイにしておきました。

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古いグラスウールで型取りし、新しいグラスウールを作っていきます。

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新しいグラスウールが準備できましたら

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遮熱カバーにセットしてマフラーを包んでいきます。

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すっかりリフレッシュされたマフラーをエキマニに取り付け

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ホースや配線などを取り付けて

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今日の作業はここまでとしました。

次回はエンジンの搭載の前に、足回り関連の作業をお届けいたします。
「ソフト99 AE86 1984 再生プロジェクト」次回もどうぞお楽しみに。

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