NISSAN / PAO Vol.2

コンディションチェック

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みなさん、こんにちは。いよいよ始まりました「レトロカー再生への道-シーズン3-」。
今回は「コンディションチェック」を兼ねた洗車となります。
「キレイな車に事故はなし」
これは当社の創業者の言葉なんですが、これには、洗車することで自分の車を隅から隅まで見ることとなり、タイヤの溝の減り具合やワイパーゴムの傷みなど、車の小さな変化にも気づかせてくれるという洗車をする重要性を表していまして、当社では昔から社内でこの言葉をとても大切にしています。
なので、皆さんもたかが洗車と思わずに車のコンディションをチェックする良い機会にしていただければなと思います。

さて、30年モノの車にはどの程度のダメージがあるでしょうか・・・
実際に傷んでいる箇所をチェックするために、まずはシャンプー洗車で表面の汚れを落としていきます。前回、到着した「NISSAN-PAO」、やってきて早々に洗車されることになります。そして、初めての洗車です!

今回の作業を簡単に説明しますと、

●カーシャンプーでシャンプー洗車
●ねんど状クリーナーによる鉄粉除去
●外装まわりの状態確認

となります。使用するアイテムはこちら。

Gジェッター
洗車スポンジ リッチ&ソフト
洗車スポンジ PRO
すすぎが速い クリーミーシャンプー
ねんど状クリーナー ミニ
激吸水 ビッグ&ワイド
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まずはボディに水をかけて、ボディに付着した砂ボコリや泥汚れなどを洗い流していきます。洗車キズを防ぐためにも洗車にはこの水洗いがとても大事なので、丁寧に水洗いしていきましょう。

今回の洗車で使用する散水ノズルはソフト99が洗車好きの方に向けて、洗車専用に作りました『Gジェッター』です。
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家にある園芸用のホースリールがあればどなたでも簡単に取り付けて使うことができます。
洗車作業で起こりそうな衝撃を想定してボディも頑丈にできているのが、通常の園芸用の散水ノズルとは大きく違う点です。
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また、手元で水の強弱や形などを手元で調整ができるのも特長で、遠くからでも勢いよく水が出ます。場所によっては、少し勢いを弱くすることもできます。
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ストレートで強めにすると、タイヤハウスの奥のほうの汚れまでしっかり届きます。
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次に『すすぎが速い クリーミーシャンプー』をバケツに入れて、『Gジェッター』で勢いよく注いで泡立てていきます。
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スポンジに泡をつけて洗っていきますが、足回りとボディはスポンジを分けて洗っていくことも大事です。
足回りは泥汚れなどで汚れている場合が多いので、そのスポンジでボディを洗うとボディにキズが付いてしまう可能性があるからです。
洗車は上から下が基本ですが、足回りの汚れが少し気になるような場合は、足回りから先に洗うようにしましょう。
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足回りを洗った後は、ルーフから順にボディを洗っていきます。
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全体をシャンプー洗車できたら、水で洗い流していきます。
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シャンプー洗車とすすぎが終わったので、次に『ねんど状クリーナー ミニ』で鉄粉取りの作業をおこなっていきます。

鉄粉汚れは目には見えませんので、付着しているかどうかはボディを手で滑らすように触ってみた時にザラザラしているかどうかでチェックしてみてください。もしザラザラが感じられたら、ボディの塗装面に鉄粉が突き刺さって付着している証拠。突き刺さった鉄粉はねんど状クリーナーで物理的に取っていくのが一番効率的でおすすめです。

まず、ねんどを手の平サイズに広げて、あとは、あまり力を入れずに洗車後の濡れたボディをねんどで撫でるようなイメージで動かしていきます。
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ねんどの裏側を見てみると・・・どうでしょうか。一往復しただけで「おおお」と声が出るほどねんどに鉄粉が付いています。
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先ほども言いましたが、あまり力は入れずにスイスイと軽く滑らせるように使うのがコツ。水をかけながらですと、滑りも良くなります。
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鉄粉取りの作業は古い車でなくても定期的に行っておくと、そのあとのワックスやコーティング剤の効果が変わってきますので、是非やってみてほしい作業です。

ボンネットを中心に鉄粉取りを行ったら、最後に水滴を拭きとっていきます。
激吸水 ビッグ&ワイド』をこんな風において手前に軽く引くだけで、広い面積の水滴が一気に拭き取ることができます。
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パオの初めての洗車が終わりました!
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鉄粉までしっかり取れて、一見キレイになったように見えるパオですが、やはりそこは30年モノ。傷んでいる箇所は多いです。まず、ボディには洗車では落とせなかった黒い汚れ?シミ?が残っています。210806_22

ちなみに、ドアミラーの角にも同じような黒い汚れがありました。
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ホワイト車ほどではありませんが、ボディカラーが淡色系のブルーグレーなので黒いシミはやっぱり目立ちます。
ドアの部分にはサビが数か所。
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サビはミラーのナット周りにも・・・210806_26

比較的、パオには黒のパーツが少ないのですが、唯一ウインドウ周りについているゴムパーツは、汚れと白化でみすぼらしい状態・・・
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リアもチェックしてみると、いくつか直したいポイント発見!
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やっぱりここにもありました、サビ。トランクを開けるときの金具は特にサビサビ。シルバーなので遠目からでも目立ちます。ゴムパーツもくたびれています。
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そして、経年劣化車のあるある、テールランプの黄ばみ、くすみ。
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ここも磨いて、くすみが取れればキレイになりそうです・・・!
トランクを開ける時の持ち手となる未塗装樹脂も白ボケしてムラムラになっています。ゴムパーツもクタクタです。
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ホイールキャップにもサビを見つけました。
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この車はとにかくサビが多いですね・・・!

ワイパーアームは塗装の剥がれとサビが気になりました。サビを取って、またシルバーをキレイに塗り直したらいい感じになるだろうな・・・と思います。210806_33

最後にこちら。バンパーにできたガリキズ!!!大きな凹みキズこそないこの車ですが、前のオーナーさんが縁石にガリっとやってしまわれたのでしょうか・・・!210806_34

と、こうしてパオのはじめての洗車が終わり、洗車後のコンディションチェックではざっと写真にあげた箇所の再生が必要な状況ということがわかりました。

こちらのパオがこれからどのように再生されていくのか。私自身もワクワクしています。
みなさま、是非ご期待ください!