軽いこすりキズ編

スギオカ

今回はキズをつけた塗装板の右側半分を、99⼯房シリーズの補修⽤品で磨いて直していきますね。

マツモト

はい！よろしくお願いします！

スギオカ

今回使⽤するコンパウンドは３種類あります。まずは『コンパウンド細⽬』という商品から使⽤していきます。

マツモト

99⼯房シリーズでは⼀番粒⼦が粗いコンパウンドですね。

スギオカ

タオルやウエスで磨く事も可能ですが、『コンパウンド専用スポンジ』を使ってもらうことで均⼀にしっかり磨くことができるので、今⽇はこちらを使っていきましょう。

スギオカ

ペーストタイプのコンパウンドなので、スポンジに⼩指の先程つけて磨いていきます。

マツモト

磨き⽅にコツはありますか？

スギオカ

⼿のひらを広げた範囲を⽬処に、タテタテ→ヨコヨコで磨くのがコツです。円を描くような磨き⽅はしないようにしましょう。

スギオカ

コンパウンドをなるべく広く、磨く範囲にペタペタと貼り付けてから作業をしていきます。

マツモト

こうすることで均⼀に磨けるんですね！

スギオカ

それでは磨いていきます。ある程度⼒を⼊れながら擦っていきましょう。⾳が鳴るくらいの⼒で全体をタテタテで磨いたら、ヨコヨコの動きで広く磨きます。

マツモト

しっかり⼒を⼊れていいんですね。

スギオカ

コンパウンドの粉が乾いてきたり、少なくなってきたら柔らかいタオルで1度拭き取ってみてください。傷の状態はどうですか？

マツモト

まだ少しキズの跡があります！

スギオカ

それではコンパウンドをもう1度追加して磨き直してみてください。

スギオカ

同じ要領で磨いてみてください。終わったら拭き取りもしましょう。

マツモト

終わりました！確認をお願いします！

スギオカ

さっきよりもだいぶ綺麗になったかなと思います。『コンパウンド細⽬』で磨いた跡が残っていますが、これは細かいコンパウンドに切り替えると消えていくので、これくらいで1回終了しましょう。

スギオカ

では続いて『コンパウンド極細』に移ります。『コンパウンド細⽬』でついてしまっている細かいキズを、こちらで消していきたいと思います。

スギオカ

同じスポンジを使うと粒⼦が混ざってしまうので、必ず新しい『コンパウンド専用スポンジ』に替えてください。

マツモト

磨き⽅は先程と⼀緒ですか？

スギオカ

そうですね、先程と同じ範囲を⽬安にして磨いていってください。コンパウンドがなくなってきたら、タオルも新しいものに替えて拭き取り、傷を確認しましょう。

マツモト

『コンパウンド極細』でも2回作業しましたが、どうでしょうか？

スギオカ

キレイになったね！さっきよりだいぶ良くなったので『コンパウンド極細』も終了しましょう。

スギオカ

それでは最終⼯程の『液体コンパウンド』に移ります。

マツモト

鏡⾯仕上げまでできる、９９⼯房シリーズの中では⼀番細かい粒⼦のコンパウンドですね。

スギオカ

こちらも使い⽅は全く⼀緒です。納得いくまでしっかりと磨いていきましょう。新しい『コンパウンド専用スポンジ』とタオルの⽤意も忘れずに。

マツモト

2回磨いてみました、どうですか？

スギオカ

めちゃめちゃキレイになりましたね！

マツモト

私の⽅から⾒ても本当にキズがないですね・・・！

スギオカ

ではせっかくなので、マスキングテープを外して確認してみましょう。

マツモト

こうして⽐べてみてもBeforeについているキズがAfterには全くないですね！

スギオカ

諦めていたキズも、コンパウンドを使うだけでここまでキレイにできるっていうのがわかったんじゃないかなという⾵に思います。