Vol.31

ウインドウモールの塗装とホイール塗装の仕上げ

公開日 2024.03.25

皆さんこんにちは、前回、シルバーのカラー塗装を行い見違えるようなホイールになった「トヨタ AE86(ハチロク)」。
今回はこれまた損傷が激しかったクォーターガラス回りなどのウインドウモールの塗装を行っていきたいと思います。

まずは、ホイール同様、モールの下地処理が完成している状況です(日程が合わず下地処理の撮影ができませんでした・・・)

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元の黒塗装を見て、ボディに塗装したブラックをベースに、艶消し用クリアーの割合を調整したものでカラーを合わせて、ある程度近い黒を選択します。

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3部艶のブラックにすることとしました。
カラーが決定したら、塗装面を脱脂し

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塗装を行っていきます。
まずは、塗料の定着を高めるためプライマーをスプレーします。
下地がアルミ素材のため、しっかりとプライマーを乗せていきます。

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プライマー後、カラー塗装です。
今回も先日のホイール塗装同様、カラーとクリアーそれぞれ2度塗りで仕上げていきます。

一度目の塗装。対象面積が狭いので、1パーツずつの塗装はこれまでとは異なりすぐに完了していきます。

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1度塗りが終わりましたら、続いて2度目の塗装でカラー塗装を仕上げていきます。

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早々とカラー塗装が完了しました。

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随分とキレイになりました。

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続いてクリアー塗装で仕上げます。

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2度のクリアー塗装が終わり、ウインドウモールの塗装が完成しました。

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劣化がひどく、素地のアルミ素材がむき出しになっていたクォーターガラスモールもキレイに生まれ変わりました!

再び取り付けるときが楽しみです。

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ウインドウモールの塗装完成後、先日カラー塗装を終えたホイール塗装の仕上げを行いました。
センターキャップの「TOYOTA」ロゴにブラックの塗装を行っていきます。

先日シルバー塗装が完成したセンターキャップを並べてマスキングしていきます。

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ここで使用するのは『ボデーペン ツヤ消し黒』です。
ロゴ部分を中心に塗装していきます。

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ロゴ周辺が真っ黒になりました。
ここから、センターキャップ表面にスプレーされた塗料を溶剤で落としていきます。

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見事表面についたブラックだけが除去され、黒に塗装された「TOYOTA」のロゴが浮かび上がりました。

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センターキャップのシルバーはウレタン塗料を使っているため、硬化すると溶剤では落ちません。『ボデーペン ツヤ消し黒』はラッカー塗料のため、溶剤で溶けて落ちてしまうので、このように表面の塗料だけが除去できました。

ということでキレイにしたセンターキャップがこちらです。

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再生前後の差に関しては、もしかするとセンターキャップが一番あるかもしれないです!
美しくなったボディにホイールを履き、センターキャップを取り付けたときはどのように見えるんでしょうか?今から楽しみです。

その他、ボンネットや

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トランクフード

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バンパー

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ドアモールのホワイト塗装も実施

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今回のプロジェクトの塗装はほとんど完成しました。

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次回から、エンジンをはじめとした各種パーツのボディへの組み込み作業がスタートします。
「ソフト99 AE86 1984 再生プロジェクト」次回もどうぞお楽しみに。

 

ここまでの作業はコチラの動画でもダイジェストでご覧いただけます。↓↓↓

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