みなさんこんにちは。前回サンドブラスト処理を行いエンジンパーツのメタル感を取り戻した「トヨタ AE86（ハチロク）」。
今回は、エンジンパーツの顔ともいうべきカムカバーを塗装してキレイにしていきたいと思います。
その前にまずは、99工房のアイテムでできるパーツの外観復活を行っていきます。カップリングファンの仕上げとして使っていくのは『99工房 プラスチッククリーナー』。
ホワイトの部分のくすみを『99工房 プラスチッククリーナー』で磨いてキレイにしていきます。
前回ドライアイスクリーナーを使って汚れは落としておきましたが、最後の磨き仕上げでこの通り、カップリングファンは新品のようにキレイになりました。
続いて「4A-GE」マークが目印のタイベルカバー。
これは『99工房モドシ隊 ゴム＆未塗装樹脂光沢復活剤』を使って、未塗装樹脂の黒艶を復活させていきます。
表面を水拭きし、付属のシリコンオフシートで汚れを除去し
コーティング液を塗っていきます。
液剤を塗り終わりましたら5分程度乾燥させ、キレイなタオルで拭き上げると完成。黒艶がパキッと復活しました。
この「トヨタ AE86（ハチロク）」はエンジン回りを中心に、プラスチック素材や未塗装樹脂素材が多く、経年によるプラスチック表面の劣化や白化が見られますので『99工房 プラスチッククリーナー』『99工房モドシ隊 ゴム＆未塗装樹脂光沢復活剤』を使って美観復活させていきます。
続いてカムカバーの塗装です。
カムカバーはご覧の通り、全体的に古めかしい状況ですので再度塗装してキレイにしていきたいと思います。
塗装の前にカムカバーもサンドブラスト処理で旧塗装を削り落としました。
その他オイルパンやマウント類も塗装していきます。
これらのパーツはエンジンと接しているため温度が高くなり、塗装が溶けるのを危惧し、念のため耐熱ペイントで塗装していくこととしました。使用するのは『99工房 耐熱ペイント シルバー』『99工房 耐熱ペイント ブラック』です。
マウント類は表裏を塗装しやすいよう吊り下げます。
カムカバーをしっかりとマスキングし
脱脂し、塗装の準備完了です。
カムカバーは、2工程の塗装を行います。まずは全体を『99工房 耐熱ペイント シルバー』で塗装していきます。
塗装は2度塗りして塗料を重ねていきます。1回目の塗装が終わりしばらく乾燥させる間に、オイルパンやマウント類を『99工房 耐熱ペイント ブラック』で黒に塗装していきます。
プラグホールプレートも経年劣化による艶感のなさが目立ちましたので、同様に黒で塗装していくこととしました。
キレイになったカムカバーと合わせてエンジンに取り付けられたらどう見えるのか楽しみです。
黒パーツを塗り終えましたら、カムカバーの2度目の塗装です。1回目よりはしっかりとスプレーしていきます。
シルバーのメタルが立って、キレイになってきました。
黒パーツも塗り重ねていきます。
カムカバーと黒パーツの塗装が終わりました。
「耐熱ペイント」は熱を加えて塗料を完全硬化させる必要がありますので、1時間程度常温での表面乾燥させた後、ヒーターを使って熱を加え硬化させます。
ヒーターを使って熱を加え、完全硬化しましたので、カムカバーのロゴ部分にカラー塗料を乗せて、仕上げていきます。
文字表面の耐熱ペイントを削り、塗料を乗りやすくし
準備が整いましたので、ブルーとブラックの塗料を調色し
筆塗りで塗装していきます。
文字のカラー塗装が終わりましたので、乾燥させ
硬化後、少しはみ出た塗料をキレイに拭き上げたら完成。
めちゃくちゃキレイに仕上がりました！
カムカバーはボンネットを開いたときに一番目立つエンジンパーツですので、どう見えるのか、今からすごく楽しみです。
本日の作業はここまで。次回はいよいよボディの塗装に着手していきます。
「ソフト９９ AE86 1984 再生プロジェクト」次回もどうぞお楽しみに。
ここまでの作業はコチラの動画でもダイジェストでご覧いただけます。↓↓↓
