初心者にもわかりやすい車の傷の直し方・補修方法
ボディのへこみキズ補修 ~磨き仕上げ編~
- この記事の目次
コンパウンドシートでの磨き
スギオカ前回塗装してから1週間が経過しました。まずはマスキングを全て剥がしていきましょう。
マツモト分かりました!
スギオカドアノブのマスキングなども忘れずに外しておきましょう。

スギオカでは早速磨きを進めていきたいと思います。最初に使う商品はこちらの『コンパウンドシート』です。
マツモトこちらどんな商品なんですか?
スギオカ今までは『コンパウンド細目』で最初に磨いてきましたが、こちらを使えばとても効率的に広い範囲を磨いていけるという便利な商品です。

スギオカこちらは取手の部分に硬めのフォーム、その上にクッション性のあるスポンジがついており、さらにその表面に研磨用のシートがついています。
マツモト番手でいうと何番のシートがついているんでしょうか?
スギオカ3000番相当のシートです。こちらで磨いていけば新車のような車の塗装面に近い表面が出来上がるという商品です。
『コンパウンドシート』を使うと車の塗装表面に近い仕上がりが得られる!

スギオカではやっていきましょう。イメージとしては、強く磨く必要はないので軽く押し当てて磨いていくようにしっかり水をつけて進めてみてください。
マツモトわかりました!・・・あれ、磨いたところが白っぽくなっちゃいました!
スギオカ大丈夫です。普通のコンパウンドと違いずっと同じ3000番程度の研磨力で磨いていくので、必ず拭き上げると白くなっていきます。怖がらずに磨きムラがないようになるべく均一に磨いていきましょう。
白くなっても大丈夫、ムラの無いように注意して磨いていこう!

マツモト磨き方は今までと同じように、タテタテ→ヨコヨコでいいんですよね?
スギオカそうですね。その調子でどんどん磨いていきましょう。

マツモトなんだか乾かすとより白くなってきました、、、大丈夫でしょうか?
スギオカ大丈夫です。乾くとさらに細かいキズが見えて白くなっていきますが、これが完成していっている状態ですので安心してください。
マツモトそれなら良かったです!
ムラなく細かなキズで白くなった状態が『コンパウンドシート』の仕上がり!

スギオカこのようにムラなく細かいキズがついた状態になっていれば、『コンパウンドシート』での作業は基本的に問題はありません。ついたキズについてはこの後使用する、極細のコンパウンドでキレイに落とすことができるので気にせず進めましょう。
白っぽいキズは後のコンパウンド磨きで解消!

スギオカでは引き続き全体を磨いていきましょう。
マツモトはい!・・・全体を均一に磨けたかと思いますが、いかがでしょうか?
スギオカOKです。では拭きあげて『コンパウンドシート』での作業は終了としましょう。

コンパウンド極細での磨き
スギオカでは『コンパウンドシート』での作業が終了したので、続いてこちら『コンパウンド極細』と『液体コンパウンド』の2つの商品を使用していきたいと思います。
マツモト仕上げのアイテムですね!

スギオカ順番としては、まず『コンパウンド極細』で今の少し白く曇っているような感じを消していくような作業をおこなっていきます。
マツモトまずは極細から、ですね!
スギオカそうです。これでも十分にキレイになるんですが、その後に『液体コンパウンド』で仕上げるという方法で、更に仕上がりよく最後の作業を終わらせていきたいと思います。
『コンパウンド極細』で白いくもりを取って『液体コンパウンド』で最終仕上げ!

スギオカその際に使っていくのがこちらの『コンパウンド専用スポンジ』です。
マツモトコンパウンド作業のマストアイテムですね!
スギオカ作業性が良くなり、ムラなく磨けるのでこちらの商品を使ってキレイに仕上げていきましょう。

スギオカ磨き方ですが、大体ハンカチ1枚大の20〜30cm四方をヨコヨコヨコ、タテタテタテみたいな形で磨くようにしてください。
マツモト意識して作業します!
20~30cm四方ずつ、タテタテ、ヨコヨコと直線的に磨いていこう!

スギオカではまず『コンパウンド極細』を『コンパウンド専用スポンジ』に小指の先ぐらいの大きさだけつけて、ボディにポンポンと乗せていきましょう。
マツモト磨く範囲にまんべんなく、でしたよね?
スギオカそうです。一箇所に固まらないように少し広げておきましょう。

スギオカでは磨いていってみましょう。
マツモトはい!・・・磨いているとちょっとずつ白さが消えてきました!
スギオカくすみが消えた感じですね。少し足りなければコンパウンドを足して追い磨きをしていきましょう。

マツモトどうでしょうか?
スギオカいい感じですね、キレイになっています。この調子で扉全体の磨き作業を続けてやっていきましょう。
マツモト了解しました!

液体コンパウンドでの仕上げ磨き
マツモト磨き終わって全面ツルツルになりました!
スギオカいいんじゃないでしょうか。これでも十分キレイなんですが、この後に『液体コンパウンド』で仕上げていきたいと思います。もっとキレイになりますよ。

スギオカ『コンパウンド極細』が終了しまして、ここからは『液体コンパウンド』での作業です。
マツモト更に磨いていく作業ですね!
スギオカはい、濃色系のカラーは特に細かいキズが目立ったりするのでしっかり磨いていきます。この際ですが新しい『コンパウンド専用スポンジ』を使用します。先ほどまでのスポンジには前のコンパウンドの粒子がそのまま残っており、作業してもキレイになっていきませんのでタオルも含めて新しいものを使うようにしましょう。
コンパウンドを変える時は、専用スポンジや拭き取りタオルを新しいものに替えよう!

スギオカ『液体コンパウンド』ですが、使う前によく振っておきましょう。またヒンジキャップを開ける際ですが、中の液が飛んでしまうことがあるので注意してください。
マツモトはい、気をつけます!
スギオカ液量は先程と同じで少量で構わないです。『液体コンパウンド』はペースト状のコンパウンドと比べて伸びがいいので、取りすぎるとなかなか仕上がらなくなります。注意してください。

スギオカ磨く範囲は先ほどと同じですね。
マツモトハンカチくらいの大きさ、20〜30cm四方の範囲をタテタテ、ヨコヨコで磨いていきます!
スギオカOKです。では作業していきましょう。

マツモトキュッキュッといい音がなりますね!
スギオカしっかり磨けている証拠です。やはり『液体コンパウンド』をすると仕上がりが全然違ってキレイになるんですよね。この調子で全体を続けてやっていきましょう。

まとめ
マツモト全体を磨き終わりました!すごくキレイになりましたね!
スギオカこのように正しい手順で、適切なアイテムを使用することで必ずキレイになりますので、安心してお使いいただければいいと思いますよ。丁寧に作業していくことで「初めてでもできる」というのが分かったんじゃないかなと思います。お疲れ様でした。
マツモトありがとうございました!

- この補修に必要な商品
-
- コンパウンドシート
- コンパウンド極細
- 液体コンパウンド
- コンパウンド専用スポンジ
