みなさんこんにちは。
今回は、前回でボディの鈑金が仕上がった「トヨタ AE86(ハチロク)」のボディ塗装に向けた、内装パーツとガラスの取り外し作業の様子をお届けしたいと思います。
車内側は基本塗装を行いませんが、ドアを開けたときに見える部分や外観のガラスのフレーム部分などはしっかりと塗装していくため、邪魔になるパーツを外していきます。
まずは運転席側のドアから
続いてルーフサイドレール
内側のカバーを外し
フロントドアのウェザーストリップを外します。
続いて後部座席の座面
背面も外していきます。
シートはビニール部分の破れもあるため、別途可能な限り修復予定です。
ファブリック素材は色褪せはあるものの破れなどはない状態ですので、どうするかまた決めていきたいと思います。
リアの内張り
サイドステップ部分のカバー
アシストグリップ
シートベルトもカバーなどは外します
おおよそ車内のパーツが外れましたので
続いてトランクを外します。
ガラスに当てないように慎重に
トランクのウェザーストリップを外すと
ひどいサビが出てきました。
ここは削る厚みがない状態だったので、塗装前に『99工房 赤錆転換防錆剤』を利用してサビの進行を止める処置をすることとしました。
ということで、この日は車内パーツの取り外しが終了しました。
後日、場所を移してガラスの取り外し作業です。
まずはフロントガラスから。
モール・ウェザーストリップと外していきます。
外し終えましたら
ガラスとボディの間にスチールワイヤーを通し、接着剤をカットしていきます。
内・外から2名で引っ張り合いながら少しずつカット
フロントガラス下部は、ダッシュボードが傷つかないようにカバーをかませて作業します。
フロントガラスが外れました。想像していたより大変な作業でした・・・
車体側に残った接着剤はそぎ落としておきます。
クオーターガラス・リアガラスも作業していきます。
先にクオーターガラスから。
クオーターガラスはモール表面が劣化し、塗装が剥がれてしまっている状態ですが、純正部品はすでに廃番で代替品もほぼ出回っていないので、今のモールを活かしたまま黒の塗装を塗ることにしました。
最後にリアガラス
リアガラスのウェザーストリップは表裏をガラスで挟んでいる状態なので、車内と車外で作業を合わせて進めていきます。
外れました!
トランクのステイにガラスを当てないよう慎重に運びます。
見事すべてのガラスが外れ、シートを残してほぼすっからかんになってきた「トヨタ AE86(ハチロク)」。
無事にボディの全塗装を迎えられそうですが、その様子はまた別の機会に。次回は、オイル漏れを起こしていましたエンジンのメンテナンスなどの様子をお届けします。
「ソフト99 AE86 1984 再生プロジェクト」次回もどうぞお楽しみに。
ここまでの作業はコチラの動画でもダイジェストでご覧いただけます。↓↓↓