みなさんこんにちは。
前回、エンジンルームの塗装が無事終わった「トヨタ AE86(ハチロク)」。今回は、ボディを中心とした外装の塗装に向けた鈑金の工程を数回に分けてお届けいたします。
前輪のタイヤを再び取り付け、鈑金スペースに再び戻ってきた「トヨタ AE86(ハチロク)」。エンジンルームがキレイになり、なんとなく勇ましさが戻ってきました!

取り外したエンジンなどは消耗部品の交換やクリーニングなどを行っていくのですが、同時進行で外装の塗装に向けた鈑金作業も行っていきます。
まずは、鈑金するにあたって(その後の塗装時もそうですが)邪魔になるパーツを外していくこととなりました。助手席側のドア回りからスタートです。

内張りを外していきます。

内装のアームレストポケットは経年劣化で樹脂素材がボロボロになっていました。
純正品がまだありましたので、交換予定です。

接続箇所を確認しながら、内張りを外します。


無事取り外すことができました。

サイドミラー


ウェザーストリップ

ガラスからウィンドウレギュレーターを外し

ガラスを取り外します。

ガラスが外れました。

どんどん作業します。ウィンドウレギュレーター


インナーのドアハンドル

ドアラッチとキーシリンダー


最後にアウタードアハンドルを外せば

ドア回りのパーツが外れました!
その時間ざっと25分。スタッフはAE86を触るのが初めてという事でしたが、めちゃくちゃ早いです。さすがはプロ!
ドアから取り外したパーツ。思っていたより結構点数が少なく、シンプルな構造なんですね。

続いてサイドモールを外していきますが、塗装後再度取り付ける際の位置合わせができるように、マスキングで位置取りをしておきます。


サイドモールはシールでついているようなので、ヘラを押し込んで剥がします。

かなり強力なシールのようで、ノリ跡がびっしりついていました。

続いてリア回りのパーツを外します。
まずはマッドガード

マッドガードの「LEVIN」のマークが消えている状態です。

この「LEVIN」マークは印刷なのですが、印刷するのは厳しいので、後日この上からステッカーを貼っていきたいと思います。
外装側のバンパーのネジ・ピンを外し


トランク内も外します。

すべてのネジ・ピンが外れましたので、リアバンパーを車体から外します。

リアバンパー外れました。
ちょっと迫力がなくなった「トヨタ AE86(ハチロク)」。

続いてテールランプの取り外し。



テールランプは後日99工房のアイテムを使って磨きます。ガスケットは交換します。
リアガーニッシュ、キーシリンダーとリアスポイラーも外します。



リアのパーツの取り外しが終わりました。

ラストスパート。給油口カバーを外し

運転席側のドアパーツとドアモールを先ほど同様外せば



外装の鈑金準備が整いました。

始める前は結構時間がかかるかもしれないという事だったのですが、1.5時間程度で鈑金前に必要なパーツの取り外し作業を終えることができました。
次回は、パテ埋めをはじめとしたボディの鈑金PART2をお届けいたします。
「ソフト99 AE86 1984 再生プロジェクト」次回もどうぞお楽しみに。






