Vol.8

エンジンルームを塗装する(後編)

公開日 2023.10.13

みなさんこんにちは。
前回、エンジンルームの塗装に向けた下準備を行いました「トヨタ AE86(ハチロク)」。

今回は、いよいよエンジンルームの塗装の様子をお届けします。

シリコンオフによる脱脂後、まずはカラー塗装の前に、サビを落としてむき出しになった地金部分に下塗り塗装としてプラサフを塗装していくのですが、研磨下部とプレスラインとの間にできた隙間をシール材で埋めて平滑にしていきます。

これをしておかないと、後々水が溜まりやすくなって、またサビが発生してしまうかららしいです。

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シール材を乾燥・硬化させましたら

地金部分がむき出しになっている個所にプラサフを塗装していきます。

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プラサフの塗装が完了しましたで、いざカラー塗装です。
「トヨタ AE86(ハチロク)」のハイテックツートンのホワイトのカラーナンバー「トヨタ041」を調色し

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スプレーガンにセット

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カラー塗装の開始です。

1回目は旧塗装を隠し、かつ塗装のハジキなどトラブル確認も兼ねて塗装します。

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どんどん鮮やかなホワイトに仕上がってきます。

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細かな部分や裏側もしっかりと塗装

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最後にフロント部分

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1回目のカラー塗装が終わり、すぐさま2回目のカラー塗装に入ります。1回目よりしっかりと塗装していくことで、カラーをしっかりと乗せて仕上げていきます。

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ホワイトにかなりツヤが出ています。まさに「再生」真っ只中です!

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クリアーを塗っているわけではないのに、クリアーで仕上げたかのようにピカピカな塗装!

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ホワイトカラーの塗装が完了しました。

見違えるような美しさ、本当に新車のような塗装です。

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ここまでいけばもう一息。

フロント部分にブラックカラーを塗って仕上げていきます。先ほどの塗装の上に塗り重ねるために、ヒーターをあてて1時間程度塗料を乾燥させます。

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ということで小1時間経過。(朝から始まった作業も夕方になってきました)

塗料が乾燥しましたので、ブラックカラーの塗装準備です。ちなみに元に塗られていたカラーとおなじように、一般的なつや消し黒を塗っていきます。

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元の塗装は、境目などがありませんでしたので、塗装前の状態の写真を見て、おおよそのイメージで塗っていくようです。怖くて素人は到底真似できないですね(汗)

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徐々に塗装前のカラーイメージになってきました。

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当然裏側も塗装

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塗装が終了しました(西日が入り込んでしまい、見えにくくてすみません・・・)

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最後にマスキングをはがせば

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いかがですか?感動ものです!

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元の状態がこれですから一目瞭然。

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ここまで蘇るんですね。改めて、プロの技ってすごいです!

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このキレイに塗装が「再生」されたエンジンルーム内に再びエンジンを取り付けていったらどんな感じになるんでしょうか?すごく楽しみです。

今回は2回にわたってエンジンルームの塗装をお届けさせていただきました。

「ソフト99 AE86 1984 再生プロジェクト」次回もどうぞお楽しみに。

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ここまでの作業はコチラの動画でもダイジェストでご覧いただけます。↓↓↓

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